「なんかね、もう分かっちゃうの。あーこれ終わりに向かってるって。
メールとかのやり取りでね、だんだんかみ合わなくなるの話が。
電話も減って、会うのも減って。
私も終わらせたくないから、寂しいとか会いたいとか言わなくなって。
彼が求めてない話題は出さないようになって。
そんな自分も、彼もどんどん嫌いになっていって……
もうしんどくて、しんどくて。
彼もしんどそうで。
彼優しいから私の失恋のこと気にして、別れられないんじゃないかなって思って、私から別れようって告げちゃった。」
「うん……。」
彼は私をぎゅっと抱きしめる。
「あのね、直人のことはすっごく好き。大好き。
あなたとだから、今私恋愛してるんだなって思う。直人となら、遠距離でも大丈夫かなって思う気持ちもある。
……でも私、あなたの事傷つけちゃうかもしれない。
寂しい思いさせて、そのうち連絡とるのも楽しくなくなって。頻度も減って。
あなたにも暴言はかせちゃうような私に、またなっちゃうかもしれない。
だんだん愛が終わっていくのを、また実感するのがこわいの。
もうだめなの。
私、あなたとも終わっちゃったら……」
泣きじゃくる私。
黙って抱きしめてくれる彼。


