次の日の朝。私は起きた。そして、時間を見た。叫んだ。なんと、10時過ぎていたのだ。急いで準備し、学校へ行った。教室にこっそり入ると……誰もいなかった。黒板を見ると授業変更で体育になっていた。皆体育館へ行ったんだと思い安心した。すると、教室の扉の向こうから「遅刻みーっけ」っと声が聞こえた。振り返ると、昨日准ちゃんと一緒に居た律って子だった。私は驚きながらも返事を返した。「い、今授業中だよね…?」っと言った。すると、「あー、サボり。君准矢の幼馴染みだよね?」っと言ってきた。「あ、はい。」この子性格悪そうだなっと思った。「あー!良かったー!人違いだったらどうしようかと思ったー!」え…?思ってた人と違った…そう思った。「私、矢巾律!よろしくな!」そう言いニコッと笑っていた。私はこの人はいい人だと確信した。「私は、黒兎千尋。よろしく」っと言った。まだ警戒していたから少しそっけなかった。「あ、怖い?怖かったらちょっとテンション落とすよ?」っと言ってきた。「テンション落とす?」「うん」「どうやって?」「こうやって。よろしくで例えるとー。よろしくな!これが普通のテンション。よろしくな……!これがテンション落とした時」「なんか、変わらない気がする」そう言い私はつい笑った。「えー、結構変わるよー」そう言ってきた。「変わんないよー」そんな会話をしていると、准ちゃんが来て。「コラ!!律!!テメェまた授業サボったろ!!」っと怒鳴った。「ゲッ!怪人准矢!!」っと言っていた。その言葉に笑った。「誰が怪人准矢だ!!千尋も笑うな!てか!お前らいつの間に仲良くなったんだよ!?」っと言ってきた。そして、「え?ついさっきだけど?」っと言った。それから「え?」っと言った。私と律ちゃんで声が揃っていたからだ。その後2人ですごい笑った。そして、大狼君も戻ってきた。