「いや!意味わかんねぇ!」そう言い男子達は逃げて行った。「…ッチ。」大狼君は舌打ちをした。その瞬間何らかの恐怖が私を襲った。怖い。そう思った。すると、「ごめん。怖かったよな。痛かったよな。」そう言い私を抱きしめ頭を撫でてきた。「ごめんな。俺も、怖いよな。」そう言ってきた。私は返事をできなかった。すると、准ちゃんが駆け付けてきた。「千尋!!」「じゅ、准ちゃん…」准ちゃんへの返事はできた。「おい、何あったか言え。」そう准ちゃんが言った瞬間、さっきの男子達が来て大声で「大狼がその女を襲ってた!!」って言った。その瞬間、大狼君の力が抜けたのが分かった。「なぁ、千尋のこと傷付けたら覚悟しとけって、言ったよな?」そう言った。そして、「…おう。言ったな」そう返していた。「千尋から離れて立て。」そう言った瞬間私はやっと言葉を発した。「准ちゃん!大狼君は悪くないの!大狼君は私を守ろうとしてくれた!今までみたいな准ちゃんとは違う助け方だったけど、でも!助けてくれたの!だから、信じて…?」そう言った。すると、「…分かった。信じる。千尋は嘘つかないって分かってるだから、信じるよ。」そう言ってくれて安心した。「ありがと。准ちゃん」そう言った。「おう。」すると1人の女子が来た。それは准ちゃんと同じクラスの子だ。「准矢!何やってんの!さっさとバスケしに行くぞ!」そう言っていた。「わりっ!ちと待って!」「早くしてねー」「おう」そういう会話をしていた。そして私はふと思った。准ちゃんって。准矢って名前だったなーっと。男なのになんで准ちゃんって呼んでたんだっけなって。それを考えてると、大狼君質問してきた。「なぁ、お前。准矢って名前だったのか?何で准ちゃんなんだ?」って准ちゃんに聞いていた「おう。んー、なんか千尋が准ちゃんって呼び出したんだよな。それで准ちゃんよ。」そう言っていた。そうだったっけ?と思ったがまぁいいか、っと思った。すると、「准矢!早く!」大声で言っていた。「律ちょいうっさい!わーったっから!」あの女の子は律という名前らしい。准ちゃんの彼氏かな?そう思った。すると、「まぁ、とにかく、これからも3人で仲良くしよーや。じゃあなー」そう言い准ちゃんは律って子と居なくなった。