「へぇー。そんな事言っちゃうんだー。」そう聞こえた。「あ?」私はその時嫌な予感がした。「律ちゃーん。俺らと一緒に遊ぼーか。」そう聞こえたその瞬間、苦しそうな声が聞こえた気がした。「テメェっ、今どこにいんだよ!」そう怒鳴り始めた。「えー、どっかの倉庫だよ〜。せっまーい倉庫。」そう言った。私は何処か分からなかったけど、准ちゃんと大狼君は分かったみたいだ。そして、気づけばいつの間にか皆クラスに戻っていた。すると、准ちゃんと大狼君が声を揃えて「体育館倉庫だ!」と言った。そして3人で急いで体育館倉庫へ行った。体育館倉庫の戸を開けると、そこには知らない人達と、手足縛られてる律ちゃんが居た。私はとっさに律ちゃんの名前を呼んだ。その時、私が律ちゃんって言ったのを合図に准ちゃんが動き出し、相手に殴りかかった。その瞬間、私の前に背のでかい人が現れ私の口を塞いだ。「千尋!」「黒兎!」
「黒兎は俺に任せてお前は律の所行け!」
「お、おう!任せた!」
「おう!律を任せたぞ!」
「おう!」
そういう会話は聞こえた。