加奈「……もうやだ……」

そう呟きながら寝る。

加奈「ここはどこ?」

キョロキョロとまわりをみる。夢の中だろうか……。

奈加「ようこそ。加奈。」

そこには鎌を持った奈加がいた。

加奈「…ここは?」

質問するとすぐに答えてくれた。

奈加「ここは現実と夢の狭間。……加奈、死にたいんでしょ?殺してあげるよ。狭間ならなんとか殺すことが出来る。」

奈加は不気味に笑いながら鎌を首に近づけて言う。

奈加「あんた、いつも言ってるじゃない。死にたいって。楽にしてあげようって訳。どう?優しいでしょ?」

自分がもう死ぬのかと思っていると何故か涙が出た。
なんで……?死にたいはずなのに……どうして……?
どうして泣いているの?私……。
望んでたはずなのに………ネェ……ナンデ……