次の日、いつもと違う気持ちで学校へむかった。理由はあの野球少年だ。昨日寝る前目を閉じるとなぜかあの男の子の顔がポンとでてきた。
「また明日な」
何度も頭の中で再生される。
男の子の免疫なさすぎる自分に少し呆れる。
はーーっとため息をつきながら上靴に履き替えた。
「でっかいため息」
ぱっと顔を上げると昨日の彼がいた。
「なんかあったん?」
「いや!なにも!おはよっ」
あなたのせいです。
「てか昨日伊藤と初会話だったよね」
「そーだね、私あんま男の子と話さないからなー」
自然に一緒に教室まで行くこの流れになるのは多分この男の子の人柄だろう。
「でも伊藤と話したがってるやつ多いと思うよ?少なくも俺の周りの男は」
「そーなんだ、なんでだろ?私面白くないのにな、、でもちょっと嬉しい」
そんな風に思ってくれてるなんて、、!
「いや!え、おまっ無自覚系?、ちょっと伊藤とらえ方間違ってるから!」
