「あー、重症だね…」



膝を見て、眉間にしわを寄せる。


そして、あたしの目の前に屈む。


「乗って?」


「え?」


「それじゃあ、歩けないでしょ?」


「いや、大丈夫…」


「大丈夫じゃないでしょ。もう暗いし、しかも怪我してる女の子を放っておける訳ないでしょ?」