愛のことば。



鍵をポストに入れて、帰ろうとした時。



智哉くんの声が聞こえて、咄嗟に物陰に隠れる。




「まじ精々するわ。逆にラッキーだったもな、俺ら。」



「智哉、ひどいー。まぁ、あの子がいなくなって沙世も嬉しいけどっ」