意地悪幼なじみVS爽やか王子

教室に二人で戻ってくるともうお昼休みだった。
「カノちゃん……朝はごめん。ちょっと熱くなりすぎた」
ちょっとどころじゃないけどね。
「ぜんぜんいいよ。教えてくれてありがと」
光くんは悪くないし、どちらかというと悪いのは運動音痴な私。
「光って中学のときからそんなだったよねー。体育のとき女子泣かせてたでしょ。まあ、倒れたのはカノだけだけどね〜」
アハハと笑いながら私の背中を叩く凛。
何気に痛いんだけど。
テニスのサーブみたいに叩かないでよ。