意地悪幼なじみVS爽やか王子

いや、パニクってます。
なに、この人?私、ずっともたれてたの?
てゆーか!顔めっちゃキレイ!カッコいい!
ん?私とおなじ制服?
こんなカッコいい人いたっけ。
じーっと眺めていると男の子にと目があってん?と目があう。
ぎゃあ!やばい!とけそう!

「あ、すいません!重かったですよね!」
「いや、めっちゃ軽かった。てか、軽すぎ!もっと食べなよ〜」

ニコッと笑う男の子に胸が高鳴る。
てか、ここどこ!?あ!私の最寄り駅!

「あ、私この駅なんで……すいません!ありがとうございました!」
ペコッと頭を下げる。
「待って!俺、神山爽!会った記念にあげる!」