届いて欲しい。


「山崎、お前もいい。」



山崎は何も言わず静かに出ていった。



土方はゆっくりと湯に浸した手ぬぐいで
丁寧に血を拭き取り包帯を巻き
新しい着物を着せた。



着物は濃紺の地柄の入ったもの。
土方が好んで着ている着物だった。