届いて欲しい。

あおい は障子を開け飛び出す。



そこは・・・


さっきまでいたはずの
鉄筋コンクリートでできたホールではなかった。



いや、建物全てが違う。




木造の建物が立ち並び
虫の声が聞こえる。


ここは、違う場所なのだと
あおい は直感で感じた。


一人なのだろうかと
もう一度さっきいた家屋へ戻る。



そこに倒れていたのは
7人。

スカートを履いているから女子が4人
残りは男。


身じろぎして顔が月明かりに照らされる
華の顔が、あおい に安心をもたらす。