届いて欲しい。

「そぉーじぃーー!おるぁー!
おきるぉ!がきぃ!」




目覚ましにしてはお口が悪い。



と思いもう一度夢の中へ戻ろうとしたとき
掛け布団がはぎ取られ
冷気にさらされる。


「さっむ!ちょっ……あ、何でもないです。」



流石の蒼空でもこんな鬼に口答えできない。


閻魔第魔王とはこういう顔をしているのだろうと
蒼空は体を縮こまらせながら考えていた。


「副長、彼女は関係ないんですから

風邪ひいてしまいますよ!」

と鼻息を荒くして入ってきたのは

「あぁ?一か。」


齋藤一。



「失礼いしますよ。」
と右腕にかけていた深緑の布を
蒼空に掛けて、抱き上げた。


巻き付いていた総司の腕を
乱雑に払い落として。