「そーちゃん、もう眠たい」
「じゃぁ、おやすみなさい」
そう言って出ていくのかと思いきや
布団をめくって入ってくる。
「総司!なにしてる!」
近藤がオロオロしだす。
「ねるんです。おやすみなさい。」
え?ちょっと!
みんながオタオタしているあいだに
スースーと規則正しい寝息が聞こえてきた。
「蒼空くん、違う布団を用意しよう。」
近藤が諦めて布団を出すと言ってきた。
けれど、人の温もりがこんなに心地よいものと
今気付いた蒼空は
「いいですよ。私は。
あったかいですし。
みなさんも早く休まれたらどうですか?」
近藤が苦笑いして出ていった。
その後を齋藤一が着いて出ていった。