届いて欲しい。


部屋から出て、総司と二人
部屋の目の前の縁側に座っていた。



否。蒼空は、総司の上に座っていた。


何度か抵抗はしたものの
まだまだ力が入らぬ体では
意味のない運動にしか過ぎなかった。


膨れる蒼空に総司は困り顔で
団子を差し出していた。


「蒼空さん、美味しいですよ?」



「おろしてくれたら食べる。」



「無理ですよ、まだ 治ってないんですから。」



「・・・」


無言で対抗する蒼空。対して
総司はニコニコと笑顔を崩さない。



「何やってんだ総司。」