届いて欲しい。


「化膿せず治ってきてますよ。

ただ・・・傷が、のこるかも、しれません。」


「別に。傷は残っても気にしないから・・・

それより、そこのおじさん怖いんですけど。」

蒼空は傷が残る事などどうでもよかった。


生きているならそれでいいと思った。




「だぁれがおじさんだ?あぁ?

着替えと手ぬぐい、桶まで持ってきてやったのに
何だその言い草は〜?」



おお。鬼だ鬼。

角が2本はえそうだ。


「どうぞ、置いて出て行っていいですよ?」



有無を言わさぬどす黒い笑の総司が
さらっと追い出した。