目的が出来たら後は突っ走るのみ。


「お、お嬢?
本当にそれでするんですか??」


『良いから始めて。』


組の人達が戸惑うのは
私が黒い布で目隠しをしてるから。


「さ、流石にそれは……。」

「組長に殺されます!!」


口を開けば「組長、組長」って……!
どんだけ父さんを怖がってんのよ!!


『私は「始めろ」って言ったんだけど?』


「組長も無茶苦茶だけど、
お嬢も無茶苦茶だぁーーーーーー!!(泣)」


何か喚いてたけどそのまま組手が始まった。