真っ暗な闇の中、 白いワンピースを着た蒼空が こっちを見て微笑んでる。 『蒼空ッ!!』 走っても走ってもその手は空を掴むばかり。 「おねぇちゃん……ごめんね。」 そう言って蒼空は私に背を向けて どんどん闇の中を進んで行く。 『待って…駄目……行かないでッ!!!』 独りにしないで。 蒼空を追って、私もその闇に身を沈めた。