紘side 『いってきまーす!』 元気良く出て行く朱音を見て嬉しくなる。 「朱音、明るくなったよな!」 「お友達が出来て良かったわぁ♪」 「……そうだな。」 朱音の友達…どこの子なんだろう? 詳しく聞かなかったな。 「もう時間だぞ。」 「紘!急いで急いで!!」 「ゲッ!遅刻!!」 バタバタと慌てて玄関に向かう。 「紘…すまない……。」 親父の小さい声は俺に届かなかった。 紘sideEND