双姫 IV 番外編



「それも取れたし、皆の所に戻ろ。」


『はーい♪』


余程キーホルダーが気に入ったのか
さっき迄の落ち込みが嘘の様。


「はーい、ストップ〜〜♪」


楽しかった気持ちを台無しにする奴らが
行く手を阻んだ。


「妙に楽しげだったから〜?
見てたんだけど、随分金あるみたいじゃん??」


「俺らにも分けてくんない(笑)」


「こんなのに金注ぎ込むとかさ!!」


バッ!グシャッ!!


『あ!』


「こーんなの集めて子供でちゅか〜?」


燐の背後から近付いた男が
キーホルダーを取り、踏み潰した。

その瞬間、私の何かがブチ切れた。


朱音sideEND