「パーティーが嫌なんだろ。
だから、いつも抜け出してくる。

俺もあんな所に居るより
倉庫に居た方が楽しいと思える。」


「その後に俺らの倉庫で馬鹿騒ぎすんもんな!」


『分かってくれる仲間が居て嬉しいぃ〜(涙)』


パーティーを抜け出した後の倉庫は
僕にとって楽園に見えるんだ!


「つーかさ!
律儀にパーティー行かなくて良くね!?

俺なんて一回サボったら
次行くのがダルくてそれから行ってねぇ!」


「それは、貴方が馬鹿で
何も考えていないから出来る行動です。」


李樹の言葉に愁斗がショックを受ける。


「まぁ…今日位は良いんじゃない?
連絡入れとけば。

俺達との交流の方が何かと利益にも繋がるし、
親父さんも納得するかもよ。」


類の提案に妙に納得出来たから
初めてパーティーをサボる事にした。