「流石に類が黙ってねぇだろ。 …の割りには大人しいのな。」 「類くんなら「俺の朱音を見るな!」って 周りを蹴散らしそうなのにね…。」 「おい、W神田。 俺をなんだと思ってる。」 いや、朱音にベタ惚れな凶暴狼だと この場に居る皆がそう思ってると思うぞ。 「俺は怒ってない。 寧ろ…愁斗に感謝してる。」 『か、感謝!?』 意外な言葉に声が裏返る。 「あのドレス着てる朱音の後ろ姿見ると、 今すぐ噛みつきたくなる…。 脱がすのが楽しみだよ。」 ……うん、やっぱ狼は狼だな。