双姫 IV 番外編



類side


「それじゃあ、朱音は頼まれただけって事か。」


「そう!頼まれただけ!!」


朱音に全ての経緯を聞いた俺は一応納得する。


「俺に内緒にしてたのは?」


「だって、反対されると思って…。
モデルする時も乗り込んで来たから!」


そんな事もあったな。

泉川社長に頼まれて内緒で行ったから、
撮影現場に乗り込んでかっ攫(さら)った。


「でも、今回は李樹の頼みだろ。
言えば納得したのに。

…何、その疑いの目は。」


嘘だぁ〜…みたいな眼差し。


『それ程、類の嫉妬は怖いと言う事です。』


「それ知ってて朱音に頼むお前もお前だよ。」


シレっと言いやがる。
まぁ、それが李樹なんだよな…。


類sideEND