『朱音さんは、本当に凄いですね。』
「褒めても何も出ませんよ〜?」
着替えを終え、
早々に会場から出て外の空気を吸う。
『あの般若並の執着心を引き剥がすとは。』
「陽蘭さんも李樹の毒舌を知ったら
きっと、怖がると思うけどな(笑)」
怖がるでしょうか…。
まぁ、その方が都合が良いですけど。
「あ!聞きたい事があったの忘れてた!!
あの角隠しに使った花はなんて花?
カサブランカは直ぐに分かったけど、
ダークな赤紫のコスモスなんて初めて見たから♪」
『…あれは、ですね………。』
朱音さんの問に少し迷う。



