双姫 IV 番外編



《それでは皆様。

こちらに居られるのは
華道で知らない者は居ない。

名家の跡取りの御二人です!》


「李樹様。

私がこの勝負に勝ったら
婚約者にして下さいますのよね?」


『……そうなりますね。

例え、貴女に有利な勝負だとしても
申し出を断れば我が門に傷が付きます。』


審査員を見ても審査に厳しいと言われる
重鎮ばかり。


私一人にここまでするとは。

ですが、私も女性に
大人しく手綱を引かれるのはご免です。