「り、李樹…?大丈夫??」
『……ハァ…眼鏡はこんな時不便ですね。
今度からはコンタクトを用意しておきます。』
眼鏡を取られた事より
視界がボヤける事の方に苛立ってる。
「なんだかんだ優しいのよね…。」
毒舌なのに(笑)
『何を笑ってるんですか。
眼鏡を取り戻せなかったら
勝負は決まったも同然ですよ?』
見えていない筈なのに当てる李樹に驚く。
「そんなに心配しなくても、直ぐに徠斗が…。」
カチャ…
「あのー…李樹?
予備を持ってたりしねぇーよな……?」
徠斗の掌にあるのは、
ありえない方向に曲がった眼鏡だった。
朱音sideEND



