朱音side
私を気遣う李樹の顔色は優れない。
「ねぇ、徠斗。
今回の衣装はそっちが用意すると
招待状には書いてあったけど?」
「あー…見て驚くなよ?」
ゴソゴソと何かを出す徠斗。
「言っとくけど、
選んだのは俺じゃねぇーからな!?」
「『し、白無垢……?』」
「因みに俺は白袴だ…。
まだ、結婚してねぇーのに……。」
まさかのチョイスに呆然になる。
『これは、私に対する当て付けですかね。』
「妹は「白で着物の方が花も映えますわ!」って
もっともらしい事を言ってたけどな。」
今でも徠斗の妹さんだなんて
信じられないけど、ここは李樹の為!
負けないと気合を入れた。
私は立ってるだけだけどね(焦)



