紘にぃは私が退学になった事が 余程悲しかったのか 「俺も辞める!」なんて言い出した。 『紘にぃは辞めないで。 実喜姉達が居るんでしょ?』 「う〜〜……。」 『中学生活楽しんでね。』 渋る紘にぃを玄関で見送るのが日課になった。 でも、私は神崎 朱音。 養子として引き取られたとしても令嬢。 学歴はどうしても必要だった。 『……ハァ…さて、やりますか。』 だから、苦手なパソコンと睨めっこをして 学歴を得ようと考えた。