双姫 IV 番外編



気楽な気持ちで李樹の隣を歩く。


『これから私と朱音さんは
婚約者として振る舞います。

幸いにもモデルの名は偽名ですし、
姓も変わってますからバレる事はありません。』


「そこまで予測してるとは流石ね!」


『出来る限りフォローはしますが、
相手も手強いので…。』


「私だって頑張るわ!

李樹って呼んだら友達感覚だから、
李樹さんって呼ぶ事にする。」


『私はそのままで良いですね。
では…行きますよ。』


ギィ…


「李樹様!宣言通りに参りましたわ♪」


そこには高そうな着物を着た
綺麗な女性が立っていた。