双姫 IV 番外編



「それで、その彼女とは?
また会う機会があるのよね??」


『そうなんです…。』


" 何度も申し上げていますが、
婚約も結婚も貴女とは出来ません。"


" 何故ですの!?
私のどこが劣っていると!"


" ですから…無理なものは無理なんです。"


" もしや、既に婚約者がいらっしゃるの!?
あぁ…私を差し置いて李樹様を!"


" いや…あの……??"


" 決めましたわ。
今度、そちらの屋敷に伺います!

私が李樹様に相応しいか
見極めて差し上げますわ!!!"


『…と言う訳なんです……。』


「なんとも感情の起伏が激しい方ね…(苦笑)
それで、いつ来るの?」


『今日です。』


チリリーン!!


いつもなら和む鈴の音が
激しく聞こえたのは気のせいでしょうか。