双姫 IV 番外編



それから蒼月とも蓮斗とも話せない日が
何日か続いた時、


「おねぇ〜ちゃん♪」


『うぇ!?え…な、何……??』


蒼月から話し掛けてきた。


「はい!こぉーれ♪」


ポン!っと掌に乗せられたのは、
可愛くラッピングされた小さい箱。


『これは…?』


「もぉ!!今年も忘れてるぅ〜!

蒼月の部屋にプレゼント置いてくれたのに
どぉーして自分の誕生日を忘れるかなぁ!」


あ…そっか、今日は私と蒼月の誕生日。


「しっかりしてそうでどっか抜けてるよねぇ。」


『ん?じゃあ、蓮斗と一緒に居たのって!』


「亜蓮とおねぇちゃんが
蒼月のプレゼント選び行ってたみたいに
蓮斗と蒼月もおねぇちゃんの
プレゼント選びに行っていたのだぁ♪」


こんな簡単な事が分からないなんて…。