「樺沢くん、色々と…。」 「あれ!居ない!!」 さっき迄確かに居たのに! 「樺沢の若なら先程出て行かれましたよ?」 「それを早く言って!!」 慌てて屋敷を飛び出し、姿を探す。 目を細めて遠くを見ると、 見覚えのある後ろ姿を捉えた。 「ちょっと!待ちなさい!!」 大声を出してるのに止まってくれない。 「ちょっと!聞こえてるんでしょ!?」 進む速度も緩まない。 「待ちなさいったら!樺沢 天空ッ!!!」 ピタッ! 私に背を向けたまま立ち止まった。 藍sideEND