『先輩、その怪我は誰に?』
箸を止めて、真っ直ぐ目を見る。
「そ、れは……。」
『昨日はどこも怪我してなかった。
となると…学校が終わってから?』
「…ハァ……ここで言わなくても
どうせ問い詰めるんでしょうね。」
おぉ、短期間で俺の性格を分かってる。
「昨日…家に帰ったらお父さんに呼ばれたの。
こっちは顔も見たくないのに…。
仕方なく聞いてみたら、
どんな内容だったと思う?」
『うーん…後継ぎになれとか?』
「半分正解半分不正解。
「そろそろ婚約者を決めろ」だって。
久々に対面したと思ったら何?
顔面ブン殴って、
家飛び出したらこのザマよ。」
あちゃー…言葉が直球過ぎて関係悪化か。



