双姫 IV 番外編



組の潰し合いは日常茶飯事。

それ程この世界は危険で、
組の名が知られている程狙われる。

そこを潰せばなり代われるから。


『先輩、どこの組か検討ついてます?』


「え…………。」


來嶋組長の一人娘。

それは、唯一の弱点だ。


「アンタに…関係ない。

ほら、言ったでしょ?
「関わらない方が良い」って!

こんな…こんな怪我して……周りの人まで、
お願いだからほっといてッ!」


『先輩!!』


初めて先輩を見た時と同じ。

何もかも背負い込んで一人で苦しんでる。