双姫 IV 番外編



『藍セーンパイ!!』


ポンッ♪


ほんの軽く肩を叩く。


「痛っ!!」


『え、そんなに強く…何、その怪我……。』


振り向いた藍先輩の顔、手首…。
至る所に包帯が巻かれていた。


『これどうしたの。』


混乱のせいで余裕がなくなり声が低くなる。


「こんなの大した怪我じゃ…。」


『誰にやられた?
学校の先輩…はこんな度胸ないか。』


となると…。


『組…か。』


ビクッ!


分かりやすい位に先輩の肩が震えた。