藍side
" アンタに非はない。"
初めて言われた。
そんな言葉を言ってくれる人なんて居なかった。
" あいちゃんとあそんだらいけないんだって。"
" 怖いよね…どっか行ってくれないかな。"
遠巻きにして
いつも私を蔑(さげす)む様な目で見る。
そんな環境で育てば
誰だって人が嫌いになるのは自然だと思う。
" もっと堂々としなよ。"
「どうしろって言うのよ…。
嫌いで仕方ないのにッ!!」
それでも…彼が私にくれた言葉は
少しだけ勇気をくれた気がした。
「……名前、聞いとけば良かった…。」
彼との出会いが私の人生が変わる事なんて
この時の私は気付く事もなかった。
藍sideEND



