双姫 IV 番外編



『屋上に行くか…ん?』


あれは…。


遠くでも分かる。
何やら集団に囲まれて裏庭に向かう彼女の姿。


『女って…たまに陰湿な所があるな。』


ほっといても良い。
俺には関係ないし、助けに行く理由もない。


『…………………。』


それでも…俺の足は裏庭の方へと進んでいた。