「…本当に良かった。」 『ごめんね。 また…心配掛けちゃったね?』 本当…皆には心配掛けてばかり。 「それで、その幽霊は? 確か…男だったんだよな。」 安堵の表情だった類がいきなり狼に変貌する。 『ふふ、内緒♪』 「あ!朱音!!」 捕まる前に立ち上がり外に逃げる。 外はもう朝日が顔を出していた。