双姫 IV 番外編



「そうか…これでゆっくり出来るな。」


それを聞いて少しだけ力を抜く。


疲れた。

覚悟はしてたが、
こんなにも大変だったとは…。


「お茶どうぞ。」


「ありがとな。」


皆に冷えたお茶を出す錦を見ると
何故だか和む。


コイツも変わったな…。


ゴク…


そう思いながら乾いた喉を潤す。


「……ブッー!!し、渋っ!!!!」


飲んだ瞬間、口ん中の水分が渋さで
全部持ってかれた。


「あれ…茶葉の量が多過ぎましたかね?」


「錦さん…因みにどれ程入れました?」


辛うじて吹き出さなかった翔は
口元を押さえながらお茶を凝視している。


「大さじ…三杯位でした。」


え、今時のはパック形式じゃねぇーの?
そんまま入れれるタイプの。