双姫 IV 番外編



「瑠輝…蒼空が特別か?」


「うん!!」


即答で返事をする我が子に苦笑い。


「りゅー!もっとして〜♪♪」


意味が分かってるのか、
それとも分かってないのか…。


「「ちゅぅーー♪」」


子供のしてる事なのになんか変な感じになる。


「…この二人婚約者にするか……?」


「はい!?紘、正気!!??」


そうなれば蒼空を
どこの馬の骨だか分からない奴に渡さなくて済むだろ?

瑠輝が変な女紹介するのも裂けたい。


「蒼空と瑠輝は従兄妹よ?
血が繋がってないけど…。」


法律では身内との結婚は認められていない。

でも、この世の中そんな事言っても
好きになっちまえば関係ねぇーよな。


「俺はやると決めたら曲げねぇーの。」


スマホを取り出し、電話を掛ける。


「始まったわ。
神崎家って怖い位に実力行使なのよね…。」


半ば呆れ顔で実喜は呟いた。


紘sideEND