『この花は貴方が?』
「そんな感じです。」
青年は私の隣に座り手を合わせる。
「命って呆気ない程儚いですよね。
人はいつか死ぬのに早過ぎて…。」
『そうですね。
残される方も残して逝く方も辛いです…。』
初めて会う人なのに
こんな話するなんてどうしてだろう。
『あ、そろそろ隠れないと!』
「隠れる?」
『肝試しをする事になってお化け役なんです。
私的にはそういうの苦手で、
もし出たらどうしようかなって……。』
「苦手なのにお化け役を?
こんなに綺麗な人だったら
会ったお化けも喜びますね(笑)」
喜ばれても嬉しくないぃ〜。
「朱音ー!」
この声は…。
『類!?
あ、驚かさずに見付かっちゃった!!』
でも、なんで類だけなんだろう?



