「お前はいつもいつもいつもいつも俺を
「クソ兄貴」だの罵ってくれたなぁ。」
「クソはクソだろ。」
えーっと…兄弟喧嘩になってますね。
「大体、もっと早く会いに来てくれてたら!
俺ら……一緒に過ごせたじゃねぇーか…。」
『類…。』
いきなり弱々しくなる声。
類は翠にぃに対して態度が厳しい。
それは、弟が居ると分かっていたのに
会いに来てくれなかったという事が
相当ショックだったから。
「…ッ……だから!
それは、前にも話したじゃねぇーか!!」
『…翠にぃ。』
「幸せに暮らしているならそれで良い」と
翠にぃは悲しそうに言っていた。
「知らない方が良い」って…。
翠にぃは類の事を想って会いに来なかった。
でも、
類はそれでも会いに来て欲しかったんだよね。



