必死に愁斗から類を離す為に名前を呼び続ける。
「おらぉー!馬鹿弟!!」
「やっぱ、ここに来てたか…朱音!無事か!?」
『紘にぃ、翠にぃ!?』
汗だくの二人がバイクを停めて向かって来る。
「お前、集会ほっぽいて何してんだ!」
『す、翠にぃ…今は止めといた方が!』
私の訴えが聞こえなかったのか
翠にぃは類に近づいて行く。
「帰るぞ!」
ガシッ!
そして…類の腕を掴んだ。
「…ん?なんか、お前…酒くさ…まさか!!」
「…俺に命令とは良いご身分だな。
クソ兄貴。」
ドシャッ!!
「どわぁ!!」
翠にぃは類に背負い投げをされた。
だから、止めたのに…。
酔ってるのに背負い投げの型が綺麗だな〜(笑)
「また、天空がしでかしたのか。」
『どうしましょう…紘にぃ……。』
もう、奥の手を使うしかないよね!!



