双姫 IV 番外編



必死に愁斗から類を離す為に名前を呼び続ける。


「おらぉー!馬鹿弟!!」


「やっぱ、ここに来てたか…朱音!無事か!?」


『紘にぃ、翠にぃ!?』


汗だくの二人がバイクを停めて向かって来る。


「お前、集会ほっぽいて何してんだ!」


『す、翠にぃ…今は止めといた方が!』


私の訴えが聞こえなかったのか
翠にぃは類に近づいて行く。


「帰るぞ!」


ガシッ!


そして…類の腕を掴んだ。


「…ん?なんか、お前…酒くさ…まさか!!」


「…俺に命令とは良いご身分だな。
クソ兄貴。」


ドシャッ!!


「どわぁ!!」


翠にぃは類に背負い投げをされた。


だから、止めたのに…。
酔ってるのに背負い投げの型が綺麗だな〜(笑)


「また、天空がしでかしたのか。」


『どうしましょう…紘にぃ……。』


もう、奥の手を使うしかないよね!!