双姫 IV 番外編



「気のせいです…。
そうですよね?舜さん。」


「そうですね…李樹さん。」


『何そのコント!』


カシャ!


ん?


「どうしました?」


『え、ううん…。』


気のせいかな。
何か音が聞こえたような…。


「舜さん、朱音さんって昔は
どんな感じだったんですか?」


「おや、聞きたいですか?
それはそれは血の気の多いもので…。」


『わぁー!もう止めてぇーーー!!!』


三人で話を楽しんでいたその影で
こちらを見詰める人影。

まさかこの後大騒動になるなんて
この時の私は知りもしないで笑っていた。