「紘(ひろ)さんと類(るい)
それと、翠(すい)さんも来られたら
良かったんですけどね。」


『しょうがないわ。
大事な集会と重なってしまったから…。』


本当は私も来て欲しかった。
でも、組長だからね…。


「ですが、今この場面を類さんに見られたら
命が危険なので遠慮願いたいです。」


「…そうですね。」


舜ちゃんと李樹が変な事を話している。


「それで、話を戻しますが
どんな夢を見たんですか?」


舜ちゃんの問いに内容を思い返す。


『夢って言っても過去夢みたい。

私が神崎家に来てから
『神龍』に会って〜ってそんな感じだった。』


懐かしいな…。