『ッ!!』


「目が覚めましたか?
なかなか起きないので心配しました。」


目の前には舜(しゅん)ちゃんと…。


「朱音さん?私の顔に何か付いてますか??」


『あ…李樹(りき)だ……。』


「…??
幾ら海でもうたた寝は危険ですよ。
夏なんですから。」


私…寝てたの?
じゃあ、さっきまでのは全部夢??