双姫 IV 番外編



「な、どうした!」


『話せば長くなるんだけど…。

簡単に言えばリンチされてた
五人を助けてたんだけど、
その一人が私を庇って刺されそうに…なった。』


ポタ


あれ、なんで……涙が?


『だ、から…私……。』


「そうか…朱音は守ったんだな。」


こんな痛み、
蒼空を失った痛みより全然軽い。


『紘にぃ…私は正しいよね?
これで良かったんだよね??』


「あぁ…。」


" 助けてくれてありがとう。"


助けた筈なのに私が助けられた気がする。

髪が金色で水色の瞳。
蒼空と違うけど綺麗だったな…。

『約束』の前に会ったら私もお礼を言おう。