双姫 IV 番外編



蓮覇side


「僕ら運が良かったよねぇ!」


「全く…私はあれ程止めたんですがね。」


あの後、俺らは倒れてる奴らを縛って
警察に受け渡した。


「聞いているんですか?

貴方が「行きてぇー!!」と騒ぐから
こんな目に遭ったんですからね!」


「わ、悪かったって!!
な!強力助っ人も居たんだし!!」


俺らに向かって頭を下げるのを見て、
コイツは謝るけどまたやると先読みする。


「それにしてもあの『双姫』がな…。」


族に入る前に聞いた呼び名。
『蓮覇』でも噂されていた。


" お前ら『双姫』には近付くな。
アイツは見境無しの化け物だ。"


「噂で聞くより親切だったねぇ!」


「あー!?
すっげぇ、偉そうだったじゃねぇーか!!」


いや、お前が路地裏に行かなかったら
こんな目に遭わなかったんだけどな。