蓮覇side
「僕ら運が良かったよねぇ!」
「全く…私はあれ程止めたんですがね。」
あの後、俺らは倒れてる奴らを縛って
警察に受け渡した。
「聞いているんですか?
貴方が「行きてぇー!!」と騒ぐから
こんな目に遭ったんですからね!」
「わ、悪かったって!!
な!強力助っ人も居たんだし!!」
俺らに向かって頭を下げるのを見て、
コイツは謝るけどまたやると先読みする。
「それにしてもあの『双姫』がな…。」
族に入る前に聞いた呼び名。
『蓮覇』でも噂されていた。
" お前ら『双姫』には近付くな。
アイツは見境無しの化け物だ。"
「噂で聞くより親切だったねぇ!」
「あー!?
すっげぇ、偉そうだったじゃねぇーか!!」
いや、お前が路地裏に行かなかったら
こんな目に遭わなかったんだけどな。



