「おらぁ!!」 バキッ! 『素手相手に…女相手に勝てないの?』 狂った様にバッドを振り回す男を 馬鹿にする態度で見下す。 自分より弱い者を痛ぶるコイツらと私は 同じ事をしていたと言われると、 少し前までの自分を殴ってやりたい。 でも、私の恨みは消えない。 " あの時の怒りを忘れたの。" あれからずっと聞こえる。 忘れるな…蒼空との『約束』を。 この時の私は自分の事ばかりで 「危ない!!」 『ッ!?』 後ろから迫る黒い影に気付かなかった。