私の気持ち…? 『寂しい…蒼空が居ないと心が空っぽで。 でも、戻って来ないって分かってる!!』 あの建てられた墓石や、 変わり果てた冷たい身体を見て。 嫌でも現実を突き付けられた。 『どうして…助けてくれなかったの?』 『どうして…抗争なんてしてたの?』 引き返さなかった私も悪い。 蒼空が死んだのは私のせいなのに、 誰かのせいにしたいと矛盾になる。 ″ おねぇちゃん…ごめん…ねぇ? ″ 『蒼空…どうしてあの時笑ったの……?』 「ッ!?」 泣き疲れた私はそのまま気を失った。